王暁亮 中国出身 2004年4月生

 国際人文外国語学院で学んだ、一番大事なことは「信念を持って逞しく生きる」ということでした。
 日本語学校を卒業して専門学校に入り、IT技術を勉強した後大学、大学院を経て、最終的には博士号を取得しました。日本語学校から博士課程まで、アルバイトをしながら日本で16年間、学校生活を過ごしました。
 色々な困難を乗り越えて、信念をもって最終目標を達成しました。
 現在は祖国に帰り、学んだ知識でロボットマッサージ機械を作るプロジェクトに取り組んでいます。同時に若い世代にも「信念を持って生きる」ことの大事さを伝えていきたいと思います。

張茂富 中国出身 2007年10月生

 国際人文外国語学院の大連合作校から来ました。目的は、高度な日本語を習得し聴解力と記述力を養う為です。結果は「小論文と面接」によって希望する大学に合格しました。学院の講師は現役の大学教授が多数で、小論文指導が上手なので、留学試験における記述はいつも平均点以上でした。僅か1年で大学合格の実力が身に付きました。
 現在、大学で学んでいたことを生かして、日中貿易に係る仕事をしています。

王 妮 中国出身 2007年10月生

 日本に来て一年で駒沢女子大学に合格しました国際人文外国語学院の授業は少人数クラスで、優秀な先生が独自の授業方法によって教えてくださり、目標としていた大学に入る事が出来ました。
 海外へ一歩飛び出して多くの事を学びました。特に日本語学校での1年間は、日本の暮らしに触れ、色々な友達ができ、考え方や発想の転換の仕方を学んだ事で、自分にとって大きなプラスになりました。それにより、日本人との交流がより楽しくなりました。大学の進学だけでなく、人間的にも成長しました。

BAYARSAIKHAN MARALMAA モンゴル出身 2014年4月生

 モンゴルの言葉には漢字がないので日本語の勉強には苦労しました。
 何度も諦めて国に帰ろうと思いましたが、講師の先生方や生活指導員の先生の励ましを受けてがんばりました。段々日本語が上手になり、コミュニケーションができるようになって、自分自身や日本という国の様々なことを発見する貴重な体験ができて、好きになりました。
 ホテルでアルバイトをしていたので、優れた日本のサービス精神を勉強して、将来はモンゴルに戻って日本式のホテルを作りたく、ホテルサービス関係専門学校に入りました。

Kapali Raju ネパール出身 2016年7月生

 将来、日本で仕事をしたいので留学に来ました。ネパールで大学を卒業した学歴を持っているなら、日本語学校を終了後、就職できると先生から聞きました。
 漢字圏の学生ではないので、日本企業に就職する場合は、コミュニケーション能力がなければ難しい。
 日本語学校+専門学校に入って、一つの技術を身につけ、日本語力もアップし、より自分に合う会社を選択できる範囲が広くなる先生に言われました。
 国際人文で日本語課程に取り入れた日本事情、企業文化を学んで、ルール、マナー等身につけ、専門学校の面接でよく褒められました。余裕をもって進学できました。
 卒業パーディーで2等賞を贈られました。よい思い出となっているのです。

VU THI HAE ベトナム出身 2017年10月生

 ベトナムの学生は、金を稼ぐための留学が多いと言われていますが、私はそうではありません。
 確かに漢字がわからないから覚えにくい面があります。そのために、一生懸命に頑張って、アルバイト以外の時間はほとんど勉強に使いました。
 先生方もやさしく、経験も豊かで、分かりやすい授業をしてくれた。
 宿題を毎日出されましたが、丁寧に日本語が上達できて、わずか1年半でN2に合格し、大学受験も順調に合格しました。
 学校は定期的に国際交流会を開き、日本人も招かれて楽しく過ごせることができました。アルバイトを通して、日本人との友情も深めました。
 今大学で、楽しく勉強して卒業したら日本とベトナムの貿易の仕事をしたいです。

韓樹賢・韓国出身 2019年10月生

 日本に来る前は、日本語1級に合格したら短期大学に入学し、将来は技術者になりたいと思いましたが、来日後、特定技能での就労を知りました。
 あいにく年末、コロナ感染が広がった影響が大きく、東京で緊急事態宣言が出され、休講が2か月続いたので、考えを変えました。
 先生に相談して、私に合った就労への課程内容に取り組み、面接の訓練も毎日練習し、一時はラインでの講義を受けながら、就労先を紹介する仲介機関に依頼しました。
 学校の担当教師は日本語能力試験対策を徹底し、企業文化についても丁寧に教えてくれました。
 おかげで2020年コロナ感染が広がっている中でも、2級及び就労の試験と面接にも合格したので、卒業後、すぐ就労できました。