中国の進学者に対するアドバイス

日本には年2回、留学試験と能力試験があります。

国立大学、一流私立大学の入学試験には、留学試験で一定の成績が必要とされるため、必要な点数が取れなかった場合には、受験資格が与えられません。

留学試験の受験日出願時期
6月、11月の1週目の日曜日2月、3月/6月、7月
7月、12月の1週目の日曜日4月、5月/8月、9月
留学試験の内容は難しいですか。どの大学の受験にも必要ですか。

文科系と理科系に分かれています。日本語2級レベルの申請者には理解できると思います。つまり、政治、経済、社会、歴史、国際時勢などの単語が難しいので初級者には難しいのです。中級レベルになってから、講義に配置されます。
国立大学、県立・市立大学、または一流私立大学の受験に必要です。必要とされない大学もあります。

受験時期と大学選択との関連性について、教えてください。

1月生は、来日して1回目の受験に合格すれば、8月から12月までの間に各大学の受験選択ができます。1回目に失敗した場合は、2回目の留学試験受験のチャンスがあり,合格すれば、翌年の1月から3月までの間に各大学の受験選択ができます。

4月生、7月生は1回目の試験に間に合わず、12月に受験ができますが、翌年にも2回のチャンスがあります。大学選択の時期が在学中3回あることになります。

10月生は、入学して翌年に受験チャンスが2回あることになります。
但し、留学試験に合格できなかった場合では、速やかに留学試験が求められない大学受験をしましょう。学校の進学指導のスタッフがサポートします。

高校で英語を習いましたが、日本での進学に有利になりますか。

中等学校で英語を勉強した学生は、当校でまず日本語中級レベルまで勉強してから英語で受験しましょう。最近、東京大学、早稲田大学、明治大学などの一流大学において、英語で受験できる学部が増えています。英語ができる学生にはチャンスです。

長期(留学)生の申請時期はいつですか?

長期生の入学は、4月、7月、10月、1月の年4回です。東京出入国在留管理局(入管)の書類の締め切りは、4月生は前年11月20日頃、7月生は3月20日頃、10月生は5月20日頃、1月生は前年9月20日頃ですが、 詳細はお問い合わせ下さい。 

但し、2020年から新型コロナ感染症の感染拡大のため、平常時の申請締切から20日間延期して予備日を設けているのが現状です。学校の書類の締め切りは、4月生は前年11月25日頃、7月生は4月10日頃、10月生は6月10日頃、1月生は前年9月25日頃ですが、訂正などのやり取りに相当の時間を要するので、学校に問い合わせながら、進めてください。

寮の申請はいつですか?

原則として、在籍管理のため、入国最初の3か月入寮制を取っておりますが、親戚のある留学生の場合は、申請当時事情を説明する必要があります。寮費は最初の3か月、一括支払いますが、3か月後、月払いになります。

奨学金や学費支援はありますか?

日本留学生支援機構の奨励金や、出席優良者表彰、成績優良者表彰に対応する支援があります。品格・成績優良者には当校独自の奨学金・学費減免の表彰があります。

進学指導はどのようにしていますか?

中等学校で英語を勉強した学生は、当校進路指導担当者を中心に、クラス担任、教務主任、学院長が協力して対応しています。
大学、大学院、専門学校等の進学指導を行います。
大学院の進学率は特に高く、修士号、博士号をもつ大学院経験者が指導に当たります。進路による選択制授業です。総合科目・英語・数学等は、選択授業で希望者に対応します。
特に大学院進学希望者には、研究計画書作成の指導をします。

大学や専門学校への推薦はありますか?

はい、あります。
推薦には公募推薦と指定校推薦の2種類があります。
公募推薦は進学希望先の推薦条件がクリアできれば、基本的に誰でも受けることができます。 特に専門学校に多いです。指定校推薦は当学院と関わりの深い学校から特別枠でもらう推薦のことです。

アルバイトの紹介や、卒業後の就職先を紹介してくれますか?

来日する前に、初級レベルの会話力を獲得してきてください。
アルバイトをするには、日常会話と聞く力が必要です。完全な肉体労働のアルバイトもありますが、最低の会話力が必要です。
現在の日本では、労働力が必要とされていますので、チャンスはたくさんあります。
もちろん卒業後の就職先も全力サポートしています。